大善寺

大善寺は真言宗智山派に属し、古くは柏尾寺、柏尾山寺などと称した古刹です。現在の本堂は、文永7年(1270年)の火災後の再建によるもので、弘安7年(1284年)に鎌倉幕府9代執権の北条貞時が勧進し、正応3年(1290年)に落成をみました。本堂の中に本尊である木造薬師如来および両脇侍像(国重要文化財)を安置するため、本堂は別名薬師堂とも呼ばれています。この本堂は、ヒノキの皮を重ね合わせた桧皮葺(ひわだぶき)寄棟造の大屋根をもつ鎌倉時代における密教本堂の代表例であり、山梨県最古の建物です。

名称      :大善寺


文化財指定等  :国宝(建造物)


所在地     :甲州市


所在地詳細   :勝沼町勝沼3559


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