ワインリゾート協議会について
峡東地域を拠点とした地域観光と地域経済の活性化
平成25年6月に日本のシンボルである富士山が世界文化遺産に登録されたことなどにより、山梨県を訪れる観光客は国内外を問わず大幅に増加しています。
特に富士山を擁する富士北麓地域に多くの観光客が訪れ、賑わいを見せていますが、今後、山梨県のさらなる発展を目指す上では、様々な観光資源を連携させ、観光客を県内周遊につなげることによって、山梨県の交流人口の増加や経済の活性化を図っていく必要があります。
山梨県は、首都圏に隣接する絶好の位置にあり、四方を美しい山々に囲まれ、その豊かな自然の中から、四季折々のフルーツをはじめ、ワイン、ジュエリー、ミネラルウォーター、織物、印章、和紙といった、全国に誇る数多くの特産物が産み出されています。
中でも、山梨市、笛吹市、甲州市の3市のエリアで構成される峡東地域を中心に、生産量が全国一のブドウから生み出されるワインについては、甲州種やマスカット・ベーリーA種が国際ブドウ・ワイン機構(O・I・V)に日本固有の品種として登録されるとともに、ヨーロッパの権威あるワインコンクールで賞を獲得するなど、海外での評価の高まりなどから、近年、山梨県産ワインを目的とした観光客も増加してきています。
また、峡東地域では、緑の葉が織りなすブドウ棚の連なる情景や、桃源郷とも称される一面に桃の花が咲き誇る様など、果樹農業が育む美しい農業景観そのものが大きな観光資源となることから、脈々と受け継がれてきたこれらのかけがえのない資源・文化を末永く保全していくため、「世界農業遺産」の認定に向けた取り組みも進められています。
このため、山梨県の大きな資源であるワインや農業景観、ワインを生産するワイナリーが集積する峡東地域において、官民が協働し、ワインを核に多くの来訪者がゆっくりと地域の魅力を体感、堪能できる周遊・滞在型の観光地を実現するためのビジョンを策定し、関係者が一体となって受入体制づくりなどを進めることで、地域観光のさらなる振興と地域経済の活性化を図るとともに、将来的には峡東地域を拠点として広く県内周遊へとつなげていくことを目指しています。
構想策定までの流れ
H27.08.17 第1回構想策定等準備会の開催
H27.11.17 第2回 〃
H27.12.18 第3回 〃
H28.01.05 峡東地域ワインリゾート推進協議会設立、構想素案検討
H28.02.05 構想策定、推進協議会開催
峡東地域ワインリゾート推進協議会について
構成メンバー
構想推進のためには、地域の観光に関わる様々な分野の官民が一体となる必要があります。このため、行政、地域の観光協会、ワイナリー団体、宿泊団体、2次交通団体、農業団体、民間団体によって構成される協議会を設置いたしました。
お問い合わせ
峡東地域ワインリゾート推進協議会事務局
山梨県観光部観光資源課内
TEL 055-223-1573
(公社)やまなし観光推進機構
TEL 055-235-2722
山梨市役所観光課内
TEL 0553-22-1111(代)
笛吹市役所産業観光部観光商工課内
TEL 055-262-4111(代)
甲州市役所観光商工課内
TEL 0553-32-2111(代)